パソコンの豆知識

PCが不安定になった場合の完全シャットダウン

 パソコンが不安定になった場合、再起動して様子を見るということはありますが、シャットダウンして様子を見るという人もいるかと思います。

 この場合、Windows8以降では普通にシャットダウンをしてもメモリーの不具合が完全にリセットされないことがあります。再起動するか完全シャットダウンという方法でシャットダウンを行うといいかもしれません。

 通常のシャットダウンでは高速スタートアップのため、メモリー上のデータはCドライブに移し、次回起動時はそれを読み込むことで高速化していますが、不具合までそのままで起動されてしまいます。

 そこで、shiftキーを押しながらシャットダウンをクリックして完全シャットダウンとすればメモリー上の不具合も保存されずに次回は起動できます。

 

USBメモリーは保存する場合、時々はパソコンに挿しておきましょう。

 USBメモリーなどのフラッシュメモリーは、電子をためてデータを記録していますが、長期間そのまま放置していますと電子が無くなっていきデータが消えてしまう可能性もあります。

 常時利用して書き込みをして電子を補うようにしてデータが消えないようにするか、HDDやDVDなどにバックアップをしておきましょう。

 SSDも同じくフラッシュメモリーを用いた記憶媒体です。HDDと違い、電子回路でできていいるため機械駆動部品が破損するといことはなく、衝撃や振動にも強いです。

フラッシュメモリーは浮遊ゲートに電子を閉じ込めてデータを記録しますが、蓋の役割をもつトンネル酸化膜は書き込みと消去を繰り返すと劣化していき、いずれ書き込みができなくなりますので半永久的に使えるというわけではありません。

 

 

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